[eiga.com 映画ニュース] ハリウッドのスタジオ重役、エージェント、マネージャーらの人気投票を集計した「まだ製作されていない優秀脚本」、いわゆる「ザ・ブラックリスト」が、ニッキ・ファンケのDeadline.comなどで発表された。
このリストが最初にできたのは04年のことだが、近年の上位脚本作品には、ディアブロ・コーディの「JUNO/ジュノ」、ナンシー・オリバーの「ラースと、その彼女」、マイケル・ウェバーの「(500)日のサマー」(2010年1月9日公開)が選出されており、映画業界での重要性は年々増している。
以下が今年のベスト5だが、すでに製作に入った2作品がランクイン。
ちなみに6位は、元KGBアレクサンドル・リトビネンコ氏の謎を追ったスパイ小説「The Terminal Spy」の映画化「Londongrad」(脚本デビッド・スカルパ)で、ジョニー・デップ率いるインフィニタム・ニヒルとIEGがワーナーで製作準備中。
1.「The Muppet Man」(脚本クリストファー・ウィークス)/「セサミ・ストリート」のマペットを操る映画監督ジム・ヘンソンの人生を描く伝記映画。
2.「ザ・ソーシャル・ネットワーク」(脚本アーロン・ソーキン)/世界的SNS、Facebookを設立したマーク・ザッカーバーグの伝記映画。デビッド・フィンチャー監督がソニーにて作成中。
3.「The Voices」(脚本マイケル・R・ペリー)/会社の女性を殺してしまった統合失調症の工場労働者が犬や猫の声を聞けるようになりアドバイスをもとめるという物語。マーク・ロマネク監督が作成準備中。
4.「Prisoners」(脚本アーロン・グジコウスキー)/感謝祭の日に姿を消した娘とその友人を守るため、警察が野放しにした容疑者を捕まえて投獄させるため父親が動き出すというサスペンス。アントワン・フークワ監督がワーナーで作成準備中。
5.「セダー・ラピッズ」(脚本フィル・ジョンストン)/米中西部の保険セールスマンが会社の会議のため大都会を訪れた際の、一連の出来事を描いたコメディ。ミゲル・アルテタ監督がフォックス・サーチライトで作成中。主演エド・ヘルムズ。
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