「
今も猶 やまひ癒えずに告げてやる 文さへ書かず深きかなしみに」。
啄木、晩年の心境年賀状に 函館で初公開、最後の短歌/文化/社会総合/デイリースポーツonline
http://www.daily.co.jp/society/culture/2010/12/25/0003697777.shtml
歌人・
石川啄木が肺結核で亡くなる約4カ月前、病床での心境を詠んだ短歌がつづられた1912年の年賀状が北海道・函館市文学館で初公開・・・。
函館の歌人仲間に送ったもので、啄木最後の短歌とみられる。
「まだ病気が治らないと知らせる手紙さえ書いていない。あまりにも悲しみが深すぎて」という内容で、文学館の森武館長(62)は、死を覚悟した心情が詠まれていると解説。
20年刊行の全集に初掲載され、ほかの複数の全集を調べた結果、これ以後の短歌はないという。
年賀状は謹賀新年の文字に続けて短歌がつづられ、療養する東京の借家の住所が書かれている。
署名は本名の石川一。
啄木の百回忌となる来年4月13日まで公開。
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