ついにHDD容量が3TBに到達、Western DigitalからCaviar Greenシリーズの3TBモデル「
WD30EZRS」が発売された。
2.5GBモデル「
WD25EZRS」も同時発売されており、実売価格は3TBモデルが24000~25000円前後、2.5GBモデルが約2万円
HDDがついに3TB到達、最新OSで利用可能
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20101113/etc_wd.html
現時点で販売を確認したのはバルク品のみで、当初アナウンスされていたインターフェイスカードは付属していない。また、使用に際しては対応OSが必要になるなど様々な制約があり、特にWindows XPでは全容量を使ったり起動ドライブとして使ったりすることはできないので要注意・・・。
WD30EZRSと
WD25EZRSは750GBプラッタを採用することで大容量化を図った3.5インチSerial ATA HDD。
セクタサイズを4KBに拡張するAdvanced Format Technologyを採用することで、512Byteセクタでは不可能だった「2.19TB以上」の容量を実現している。
ただし、こうしたHDDの全容量を使うにはGPT(GUIDパーティションテーブル)の設定が必要。
Windows OSではWindows 7/VistaがGPTをサポートしており、非サポートのWindows XPでは2.19TB以上の領域が使用できないことになる。なお、GPT設定済みのHDDにWindows XPからアクセスすることも不可能。
さらに、起動ドライブとして使用するには、GPT設定済みのHDDからブートするためのUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)と、特定のOSが必要という制約も加わる。具体的には、UEFIをサポートしたマザーボードまたはインターフェイスカードが必要で、対応OSとしては64bit版Windows 7/Vista、Mac OS 10.5/10.6、Linuxがある。
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